2024年JリーグJ1、FC町田ゼルビアはJ1残留できるのか?

結論からいえばJ1残留の確率は高い。

J1初昇格クラブの残留が困難なわけ

理由を突き詰めればシンプル、J1上位レベルの選手を揃えられないから、だ。

J1レベルの選手を集められない理由

理由は以下の2つ。

  • 潤沢な強化費が無い
  • J1上位レベルの選手が、J1昇格したてのクラブは定着できないと思われていて、あえて残留争いしそうな渦中に加入したいと思わない

FC町田ゼルビアはどうなのか?

この2つの理由は、町田には当てはまらない可能性が高い。

予算に関しては、2023年同様、サイバーエージェントからある程度潤沢な予算が投資されるはず。というのも、藤田社長曰わく、J2は費用対効果が悪いリーグ、だそう投下する予算(スポンサー費)に対する宣伝効果のコトをいっているのだと、想像する。J2ではメディア露出が期待できないということ。J1昇格して、株主に対しても、費用対効果の面でも、より多く投資する理由を説明できるようになった。

2つ目の理由もクリアできそう。端から見てても、予算投下されることは明確だし、監督就任初年度でJ2優勝させた黒田監督、好き嫌いはあるにせよ、結果がでそうな雰囲気があるのは間違いない。

実際、青森山田出身選手への声がけもはじまっているようだし、J1中位レベルの戦力を集めるのは苦労しなさそうな予感がある。

青森山田が青森県予選で無双を続けている件

ネット上では「高校野球では27年連続とかありえない。高校サッカーのマイナー化が止まらないな」「青森県はもう1枠増やした方がいいな。昨年、一昨年くらいは決勝苦戦したが青森山田はもう県予選やらなくていいわ。つまらん!」などと青森県予選のあり方に一石を投じる意見が相次いだ。

青森山田が27連続選手権切符で物議「マイナー化止まらない」「県予選やらなくていい」 | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp)

どこででている意見なのかしらないけれど、クレームの典型。青森山田がルールを守っていないわけでない。他県から優秀な選手を集めているから、、とかいわれそうだけれども、強豪扱いされる高校では青森山田に限らず実施していること。

「つまらん」とか言っているなら、青森山田を予選突破させないような高校を自らつくるべき。

なでしこパリ五輪予選「75分間のボール回し」を否定する人の気持ちはわからないでもないけれども

実際、ボール回しは間違いではない、というよりも正解。

スポーツマンシップに反するとか、オーストラリアと対戦しても勝利すればいいだけ!とか言うけれども、オーストラリアは強敵、負ける可能性もある。

仮にオーストラリアと対戦し敗戦、それによりパリ五輪に出場できなくなったら、それそれでクレームをいうのが、今回のボール回しを否定する方々だと思う。

なでしこの最重要目的は、パリ五輪への切符を手にすること。その目的に対してもっとも確率の高い戦略は当然ながら否定されるものではない。