両チームともノックアウトステージへの進出状況に影響のない、いわば、消化試合。川崎側からすれば、順位により対戦相手が変わり、上位になった方が、リーグステージ下位のチームとのノックアアウトステージ対戦となり仕組み上、上位が有利というのも言えないわけでなないけれども、正直、どこがきても似たり寄ったり。最終順位は気にしなくて良かった状況(とはいえ、上の方にいるのは嬉しいけどね)。
試合前から、ノックアアウトステージで日本勢と戦わないのが決まっているのだから、最重要は怪我人をださないこと。その点は、達成できたので悪くはなかった。
完全消化試合なのだから、もっと思い切った布陣で望んでほしいと思っていて、本気で思い切ったところは、GKに安藤を選択したところくらい(といっても、他に選択肢がなかったのも確か)。DFのアイダルも、試験的スタメンといえばそうなのだが、そんなに思い切った感じはなかった。神橋はベンチ入りすらしていないし、野田はベンチ入りはしていたけれど出場機会がなかった。80分くらいまでに3点差付けられれば、野田は途中出場させていたのかもしれないけれど、残念。
確かに、この試合だけを観に来る観客のコトを考えたら、負け試合にするのはよろしくはないけれども。
試合内容は、「つまらん」のひとこと。見どころ少な過ぎ。これでは、一見さんには、サッカーの面白さはもちろん、魅力的な川崎Fを伝えられたか?には疑問が残る。勝利っていう結果はよかったけどね。
安藤とアイダルについて。結果、安藤はミスなく安定していてて良かった。が、アイダルは、足元技術の無さが目立つシーンが多々あったのが気になる点。高井幸大的持ち出しを期待するのはかわいそうではあるけれど、このままではリーグ戦は出場できないだろうな、ただ、今後の伸び代はある。フィジカル的には、ネクストジェジエウになるポテンシャルはあるのは認める。