川崎vs徳島@等々力

川崎目線で考えると課題の多かったゲーム。2:0で勝ち切れたのは良かったですが、この徳島戦が失敗だったのか?は、次節柏戦の結果次第ということになると思います。

選手を休ませられなかったのは大きな失敗か?

一戦一戦勝ち点を積み上げていくことは大事ですが、いつも以上に長いJリーグ、各選手の疲労回復具合は常に意識し、怪我人をださないことが重要です。

という観点で考えれば、アウェイ仙台戦からの中3日で、今年J2から昇格した徳島相手で考えれば、疲労の溜まっていそうな選手は休ませるべき試合でした。旗手選手、山根選手、田中選手は疲労度を考慮すべきで、フル出場させるべきではなく、前半で2点差になった時点で、途中交代させるべきでした。特に山根選手については、去年、RSBで数試合出場したジオゴ選手が退団しており、誰が2番手なのかすら正直わからない状態です。2番手を試すという点で、(少々徳島には失礼ですが)この試合を活用しなかったのは、失敗の可能性(=山根選手のケガ)を高くしてしまった感があります。
そのほか、三笘選手ももう少し早く交代させてあげたかったですし、家長選手も体調が心配です。
この後、柏、神戸、浦和と、徳島と比較すればJ1実績のあるチームの対戦が続くことを考慮した場合、鬼木監督はつねに「総力戦」と言っているわりには、徳島戦で選手を休ませられなかったり、まったく出場していない選手がいたりと総力戦になってない気がします。
さらに怖いのが、A代表・U24代表試合が今月末に予定されていること。上記選手の多くが呼ばれる可能性が高いので、代表ウィークにも休ませられない可能性が高いです。