横浜Fマリノスの「笛」問題はうやむやしてはマリノスにとっても大きなマイナス

vs鳥栖、vs鹿島、vs広島、vs名古屋での「笛」問題。

流石に4試合連続で鳴っているいるのは間違いないところ。

笛系音による、試合妨害行為について | ニュース | 横浜F・マリノス 公式サイト (f-marinos.com)

マリノスもニュースリリースを出していますが、声明をださないと余計に疑われそうという点で、残念なリリースだと思います。ベンチメンバーが聞こえてないわけないし。

このままうやむやにしてしまうのであれば、未来永劫、マリノスは「笛」という亡霊と戦いつづけなければならなくなります。だからこそ、白黒ハッキリつけてほしい。

.WE LEAGUE の開幕をみて感じたことの列挙

2021年9月12日開幕した.WE LEAGUE。

なんとなく3試合みた感想をメモしてきます。

INAC神戸レオネッサ vs 大宮アルディージャVENTUS

なでしこリーグ時代から認知度があった神戸、結成まもない大宮。大宮は実績のある選手を獲得してなんとか形にしたのだろうけど、そう簡単に、歴史のあるクラブとの差が埋まるわけもなく、大宮の惨敗。関係者からすればある程度予想はついていたのかもしれないけれど、Jリーグ以上にクラブ間の戦力の差が大きいのでは?と思ったゲームでした。

それにしても、なぜ、10時キックオフだったのか理由が知りたかったです。選手も観客もメリット無さそうな感じでしたし。

Yogiboが.WE LEAGUEのメインスポンサーで、そのための試みでYogiboに座りながらの観戦シートみたいなのがあったようだけど、絶対観にくい。ネタとしては面白いかもしれないけど、あの席買った人がかわいそうだな。。。って思いました。次節以降は無くすべき。

日テレ・東京ウェルディベレーザ vs 三菱重工浦和レッズレディース

神戸 vs 大宮よりも実力の近いクラブ同士で安心した。他クラブが大宮みたいな状況なら、間違い無く神戸がダントツ優勝だろうな。。。って感じだったので。

味の素フィールド西が丘がチケット完売なのは良かったと思うけれども、それで2,700名の入場って、コロナ禍といえ、売上的に大丈夫なのか、ホームスタジアムが西フィで良いのか不安になる。スカスカになっても、例えば神戸戦なんかの好カード??は味スタ使った方がよいのではないのかと思う。

二度の明らかなハンド見逃しがあったのは残念。最終的に、浦和が勝ったので、勝敗には影響が無かったとは言えるけれども。

マイナビ仙台レディース vs ノジマステラ神奈川相模原

神戸、東京、浦和、大宮と比較すると、選手の認知度は明らかに低いので、おそらくですが、戦力的にも下位なのでは?という予想、特に相模原。実績のある攻撃的な外国人を加入させて、守って前線外交人頼みのサッカーで乗り切る初年度なのかもしれない。ずっと、仙台ペース。それでも、スコアレスドローだったという結果からすれば、勝ち点を落とした仙台、勝ち点を拾った相模原、なんだろうと思う。

外国人助っ人はあんまりボールに触れて無くてかわいそうだった。

仙台が「ベガルタ」の看板をハズした理由がきになるところ。手っ取り早く、それなりのサポを集めるなら、ベガルタの看板背負っていた方が楽な気がする。クラブカラーもあえて変えてるのは、男子・女子、両方応援するサポにとっては結構大変。

全体を通じて

誰の目にもあきらかな男子には無い魅力WE LEAGUEの魅力を定義するのが大変だなぁ、と。

それにしても練習不足。パワー、スピード、は男子に劣るのは仕方ないとしても、足元の技術、トラップの技術やパスの精度でも、J3以下な感じがあるクラブもあった。競技人口が少なかったり、練習環境の問題だったりも影響しているのだろうけど、技術の底上げをしていかないとゲーム自体の面白さ半減なので、まずは、技術の向上にちからをいれてほしいな。って思いました。

SNSでのスタメン発表あれこれに勝手にモノ申してみる。

天皇杯、Jleagueサイトやスポーツナビで、スタメンの情報がリアルタイムでとれないので、Twitterを漁って、デザイン等々にちょっと感想をつけてみました。

Jleagueサイトにでている順で

G大坂 vs 松本山雅

ガンバ大阪
松本山雅

選手名日本語、注目選手ひとりの写真という似たようなパターンですね。スタメンとサブの扱いも、サブは多少フォントが小さいだけでほぼ同じ。ガンバは、フォントが日本語ではあまり使わないイタリックなのが気になりました。松本山雅は、背番号が左寄せになってるのは、やっぱり気持ち悪いので、右寄せ、もしくは、ガンバのように中央揃えの方がよいと思います。

C大阪 vs 鳥栖

セレッソ大阪
鳥栖

スタメンの各自の写真掲載という点は、C大阪・鳥栖共通なのは、おもしろいです。C大阪はスタメン選手名を日本語表記・英語表記の両方というのが特徴的、鳥栖は、各写真には、おそらく背中にいれている英語表記で、一覧に日本語を使っている感じ。写真の背番号のフォントはJリーグオフィシャルにしているのにはこだわりを感じますね。

京都 vs 浦和

京都サンガ
浦和レッズ

ポジションを明記していないという点が共通。京都は全部日本語表記、浦和は全部英語表記。このあたりの違いもおもしろい。

名古屋 vs 神戸

名古屋グランパス
ヴィッセル神戸

名古屋も神戸も、ガンバ、山雅と同じ、注目選手ひとりを写真で使うタイプ。また、日本語表記vs英語表記。神戸は、より海外ユーザーを意識しているのかな。「天皇杯」のロゴの日本語以外、すべて英語表記。スポンサーロゴ入りは少数派。名古屋の、アルファベット・数字の中抜き文字は読みにくいのでベタにした方がよい。特にスマホ画面で見たらつぶれそう。

群馬 vs 大分

大分トリニータ
ザスパクサツ群馬

大分は注目選手写真ひとり、群馬はスタメン全員写真いり、と対照的。大分ははポジション無しの英語表記、群馬は、ポジションいれた日本語・英語表記、少しゴチャゴチャ感があるのは否めない。スポンサーバナーを3つ入れているのは、貧乏クラブががんばっいるって感じがあるので好き。

川崎F vs 清水

川崎フロンターレ
清水エスパルス

写真の扱いは、このカードも対照的。川崎は、ポジションごとに選手が配置されているのでわかりやすい。フォーメーションまではわからないけど。日本語・英語併記なのだけど、これも群馬同様英語が小さすぎて判別大変かもただし、群馬と違い、ゴチャゴチャ感はそれほど無い。清水は、全部英語表記。神戸同様、海外アクセス意識かのかも。

V大分 vs 磐田

ヴエルスパ大分
ジュビロ磐田

ヴェルスパ大分は監督の写真入りが特徴的。英語表記もあるけれど、川崎同様小さいのであまりごちゃごちゃ感はない。磐田は、なんと、「天皇杯」表記すら無い。シンプルにするという点では、良いと思う。

鹿島 vs 長崎

鹿島アントラーズ
Vファーレン長崎

鹿島・長崎は、磐田同様、「天皇杯」表記が無い。選手個別の写真を使っているというところも似ている。鹿島は英語表記のみ、長崎は日本語英語併記。両方シンプルで好き。

ということで総評は別の投稿にします。

大分トリニータ vs 川崎フロンターレ @昭和電工ドーム

川崎Fが強いのは、Jリーグを観ている人達にとって、既知だし、19位と沈む大分相手であれば、ほとんどの人が川崎Fの勝利を予想し、実際にそうなった試合だと思います。

大分・川崎F、双方、オリンピックの中断で休養十分、準備もしっかりできるだけの時間がありました。注目点は、大分側は新加入選手の融合、特に梅崎選手、呉屋選手。川崎側は、三笘選手、旗手選手のオリンピック組と、夏に移籍した田中碧選手が抜けた穴がどうなるのか?という点。また、ACLで負傷した小林悠選手や、Jリーグで負傷交代した大島僚太選手の具合も気になるところでした。

大分片野坂監督は、できるかぎり失点をしない状況を長くつくり、後半、一気に選手交代することで得点を奪いに行くプランだったのだと思います。結果として、得点を奪えず、逆に失点してしまっているので、プランは失敗でしたが、川崎相手にはこの戦い方しかないという戦術だったと思います。

特に、後半登場した、神戸から移籍の増山選手は、可能性を感じるデキだったと思います。

川崎は、大方の予想通り、抜けた選手の穴を感じないデキ。特に、橘田選手と宮城天選手は今後の大きな成長の可能性を感じられたと思います。

ガンバ大坂vs大分トリニータ@吹田

ガンバはパトリックゲー、大分は長沢ゲーでしたね。こぼれ球を拾える範囲に何人選手を集められるのか?競争だったというのが結論です。

大分の得点シーンはコーナーキック。結果的に、長沢選手のヘディングではありませんでしたが、コーナーでなければ、その場に居るはずもない、こぼれ球をトレビザン選手が押し込んだ格好ですし、ガンバの2点目、宇佐美選手の得点は、まさにこぼれ球をテクニカルに押し込んだ形。吹かさないで枠に飛ばせたのは、宇佐美選手の技術力の高さでしょう。

大分が残念だったのは、中二日というガンバのスケジュールの弱点を攻め切れて無かったこと。前半からもっとガンバを走らせて、後半勝負の戦いをすべきだったと思います。たしかに5人交代なので、途中出場の選手は疲れていないのでは?という推測もありますが、交代選手だって疲れてるはず。
とはいえ好材料もありました。小屋選手の加入。明らかに違いがだせていました。攻撃の活性化は期待できると思います。

清水エスパルスvs川崎フロンターレ@IAIスタジアム

三笘選手、旗手選手不在でも戦力の差は明らかな戦力差でした。清水は前節の徳島戦よりもマシなのかもしれませんが、川崎相手に、ブロック作って守ってカウンターはリスクが高すぎです。清水には、カウンター気味のチャンスが2回ほどあり、ソンリョン選手止められていましたが、それ以外はほとんどチャンス無し。2回のチャンスで得点するというのは相当難易度が高く、敗戦当然だったかと思いました。

川崎Fは、ACL帰りの行動に制限があった状態、かつ、スタッフにコロナ陽性者がでたということの影響でコンディション的には良くなかった状況でも勝ちきる強さ。更に、ACLで初スタメンの機会を得た宮城天選手も戦力にカウントできるようなデキだったのもプラスといえますね。

三笘選手、田中碧選手が抜けた穴も、宮城選手、橘田選手をはじめ、若手の台頭で大穴にはならない感があります。

天皇杯とホンダFCと遠野大弥選手

Jリーグ設立当初、あえてプロクラブにならなかったという噂のホンダFC。天皇杯では何度もJリーグクラブを破っていますし、アマチュアのサッカー選手の所属先としては、最高峰と言えるクラブだと思います。将来的なことを考えて、敢えて、このクラブに所属した選手もいるでしょうけど、プロを志していてその夢破れて所属している選手も居るはずだと思います。

遠野大弥選手は、ホンダFCからJ1優勝クラブの川崎フロンターレに移籍した、大きくステップアップした選手。初年度は、そのままレンタルでJ2福岡で活躍。2年目の2021年は、以前より、川崎F所属していたのではないか?と思うくらいフィットしているという不思議な選手。ホンダFCの所属するJFLの他の選手からすられば、シンデレラストーリーとも言える大出世ですし、JFL所属でも、本人次第でJ1でもしっかりやれるということを体現してくれた選手だと思います。今後も、JFL出身の星としてがんばってほしいと思っています。

ユナイテッド・シティFC vs 川崎フロンターレ@ACL 第4戦

決めきれなかった。

この一言につきるのではないでしょうか。この日の3人のFW(長谷川竜也選手、知念慶選手、遠野大弥選手)は猛省してほしいところです。相手の実力不足だから結果的に大きな問題にはなりませんが、競合相手には、その1回を決めきれる能力が必要で、この日の試合では、その1回どころか、数回決められませんでした。

もちろん、あいてGKのピンザス選手が大当たりだったというのもありますが、ウラを返すと、キーパーノーチャンスな場面を作り切れてない点に課題を感じて欲しいです。

ACLは情報戦?!

グループリーグが始まっているACL。川崎フロンターレの初戦の相手は、韓国の大邱FC。事前情報何も無しというのも気になったので、公式ページ( http://www.daegufc.co.kr/ )にアクセスしてみました。

つながらない。。。

情報戦ということなのか、日本、シンガポール、米国、インドあたりからアクセスしようとしてもつながらない。どうも国外からはアクセスできないように設定されているようでした。

まぁ、今のご時世、そんなことしてもいくらでもくぐり抜けられるのですけどね。

大分トリニータvs鹿島アントラーズ@昭和電工ドーム大分

勝ち点3への筋道が中々見えない大分と監督解任ブーストが終わった感のある鹿島の戦いでした。

鹿島は前からプレッシャーかけにいかないので、大分は最終ラインでボ-ルが回せました。それによってリズムが作れたので、大分らしい戦略がみせられたと思います。得点力不足は相変わらずですが、そのあたりは、野村直輝選手、下田北斗選手がケガからの復帰が待たれるのと、夏の移籍でフォワードを獲得できるか?ってところにポイントがあるかと思います。

鹿島はエヴェラウドの不調が大きく響いてますね。横浜FMには勝てるのに、大分に引き分けっていうのは、引いた相手を崩すための方法が乏しいということだと思います。
今のママでは、ACL圏内もキビしいと思われます。