川崎F vs 広島 @等々力

どちらも勝ち点を落としたというよりは、1を拾ったというゲームでしたね。広島の脅威は予想通りジュニオールサントス選手。川崎に限らずボール持って押し込むチームとしては、押し込んだ時の後ろ側の広大なスペースで彼を自由にさせると危険というのがよくわかった試合でした。ジェジエウ選手でも止められていなかったですし、2回目の1対1の場面では、広島がPKを取得していてもおかしくなかったと思います。

川崎としては、問題ふたつ。

ひとつめは、谷口彰悟選手の守備の軽さ。広島の得点シーンで、ジュニオールサントス選手に対して、スランディングした場面。スライディングすべきだったかどうか?は結果論なので、スライディングしたことについては、特に問題にならないですが、そのあと、すぐに立ち上がってカバーに行っていれば、森島司選手のゴールは無かったかもしれません。ジュニオールサントス選手の2回目の突破時ももっとスプリントしておけば!と思いました。このあたりは、谷口選手自身も反省していると思います。

ふたつめは、攻撃陣のセカンドオプション。小林悠選手、長谷川竜也選手、知念慶選手、残念ながらこの組み合わせではファーストチョイスと比較するとかなりの戦力ダウンな感が否めないですね。特に、長谷川選手・知念選手は、ここがガンバリどころのなのは、福岡戦からの引き続きの課題。旗手怜央選手が帰ってくると、小林・旗手・長谷川という布陣になるのかもしれないですが、攻撃陣の組み合わせは、この休み中に、もう少しイロイロ試した方が良い感じはします。

FC東京vs川崎F@味スタで感じたコロナ禍の中での拍手応援の難しさ

Maxの2万人には届きませんでしたが、1.7万人集客できた味の素スタジアム。通常時の多摩川クラシコの約半分程度の観衆とはいえ、それなりに満場感がありました。

そこで気になったのが応援スタイル。

拍手のみとはいえ、川崎側は、状況に応じた、リズムを合わせた拍手応援。東京側は特に統制された拍手スタイルはなく、個人個人の判断で、良いプレーに拍手するという感じ。

FC東京のコールリーダーの方の意向なのか、なんでもかんでも拍手してしまうと、なんのための拍手なのかわからなくなるので、各自の判断に任せて、拍手で後押しするというスタイルなんだそう。

確かに、たいしたプレーでも無いのに拍手があるのは違和感がありますし、拍手でしか反応できないから、失点時でも拍手で鼓舞するしかなく。うがった見方をしてしまうと、失点して喜んでいるようにも捉えられてしまうみたいなのはあるかもしれません。

良いプレーのみに拍手したい!の気持ちはよくわかります。とはいえ、誰も彼もが、良いプレーって判断できる技量をもっているのか?というところを疑問に感じます。

特に、サッカー観戦初心者にとって、拍手すべきプレーなのか?の判断って相当むずかしい。そういう方々にとっては、ある程度スタイルをもった拍手応援の方が楽しめるのでは無いかと、個人的には思います。

川崎Fvs福岡@等々力

川崎は序盤苦しみましたが、結果3得点でいつものパターンかという感じですね。対昇格組ということ、中二日での試合ということもあり、前線のメンバーを入れ替え。

長谷川竜也選手は、ポジション的に三笘選手と比較されるのでかわいそうな面もありますが、スタメンであれば、得点という結果が欲しかったところ。小林悠選手が決められなかったセンタリングは良かった。

知念慶選手は、ほぼ背水の陣。このゲームでは、1点取ったので首の皮一枚繋がっている感じ。ポジション的にCBのみなってしまうので、このポジションも比べる相手がダミアン選手というところもありますが、もうすこし、全然で溜めを作れないと、かなりキビしい。技術はともかく、ダミアン選手があれだけ前線からチェイスしているのだから、少なくとも、その走力の部分では、ダミアン選手を上回る必要がある。アリバイっぽいチェイスが気になる。ムダ走りがイヤというのもわかるので、後ろの選手と連動して守備にいけるスイッチの入れ方を勉強してトライしてみてほしい。
彼がCBしかできないというトバッチリとして、小林悠選手が右で起用されるのも、小林選手にとってはかわいそう。小林選手は、CBで出場したいはず。

MoMだった遠野大弥選手。2年前までJFLって、どれだけ成長速度が速いんだよ!って感じですね。川崎レベルに達しています。

FC東京vs川崎F@味スタ

多摩川クラシコ。大方の予想通り、川崎の圧勝。2点取れたのがFC東京としてはプラスな材料でした。

もっとも気になったシーンは3点目。川崎GK丹野選手がペナルティエリア外ギリギリでボールを処理した場面。微妙なシーンでしたが、あとからチェックしても、完全に、ペナルティエリアの中。

そこから、微妙な空気が流れて、中村拓海選手のミスによる三笘選手の得点。あきらかに集中力を欠いていた場面だったと思います。

1点返した直後の3失点目で勝負ついてしまった感があり、FC東京はこういう集中力を欠く時間を無くす必要があると思います。

モンゴル代表vs日本代表@フクダ電子アリーナ

ワールドカップ二次予選。元々力の差があるチーム同士の対戦なので勝敗については予想通りでしょう。見どころは、各選手の代表キャップ数と代表ゴール数をどれだけ伸ばせるか?でしたね。

稲垣祥選手はもってますねー。代表ゴール数2はなかなかのモノです。

モンゴル代表は、かなりメンタル的に心配です。点差がついても、荒いプレーにならず、その点、すばらしかったと思います。

にしても、フジテレビ。朝青龍の解説はダメ。かわいそうな結果になるのがみえてるのだから。

日本代表U24vsアルゼンチンU24@ミクニワールドスタジアム北九州

田中碧選手ひとり舞台でしたね。彼とボランチに入った板倉滉選手が居るだけで、こんなに内容が変わるのか?というのがよく理解できた試合。

一戦目でいまいち輝ききれなかった三笘薫選手・旗手怜央選手も田中選手、板倉選手のボランチコンビ時に出場させていたら結果が違っていたかもしれません。そのあたりは、運が無かった、いわゆる「もってない」だったのかも。

この2戦みるかぎり、便利すぎる旗手選手、王様田中選手はオリンピック当確と言って良いでしょう。

日本U24代表vsアルゼンチンU24代表@東京スタジアム

大人の事情で、味スタって言えなかったのはちょっと興味深かったですね。

試合は、ご存じの通り0-1でアルゼンチン。三笘不発とか、三好個人プレーすぎ、とか、いろいろとダメだしされてますが、実力がそのままでたというか、逆に、0-1で終われたのはプラスの材料だと思っています。欲をいえば、1-2でも構わないので点をとってくれたらな。。。という印象です。

三笘薫選手は不発だったのか?

はい。思ってる通りの活躍をしなかったと判断している人は少なくないと思います。ただ、うまくいっている場面もあった。その確率がJリーグでのプレーよりも悪かったのは事実だけど、それは、相手が強いからであって、仕方ないところ。
きになったのは、仕掛けの位置。もう4〜5メートル、ゴールに近い位置で、ボールを持たせてあげたかった。そうすることで、成功確率があがったのでは?と予想します。

圧倒的な足元以外の技術の差

明確に違っていたのは、ヘディングや身体に当ててのパスの精度。アルゼンチンはヘディングを単に跳ね返すだけでなく、味方へのパスにしていた回数が圧倒的に日本と違っていた。
ヘディングで、味方に渡すというのは、ガチンコ勝負をやっている場面では、かなりの技術が要求されると思います。というのも、ボールを見ながらパスする味方を探し、かつ、正確に飛ばすことを要求されるので。
この課題は、全選手が意識してほしいと思われる点だと感じました。Jリーグだけ観ていると、ヘディング技術が(アルゼンチンU24と比較して)格段に下手くそなことに気がつきにくいので。

日韓戦@日産スタジアム 日本代表の戦い方を観つつ、今後のメンバー選出を考える

終わってみれば3対0の完勝。守田・遠藤のボランチコンビの力量なのか、縦パスもバンバンはいり、ストレスの少ない試合でした。

日韓戦の韓国は実力以上の戦いをしてくるので、その相手に完勝したのは大きい進歩でしょう。代表戦が終わって、これだけポジティブな声があがる時も珍しいくらいポジティブな声が大きいと思います。

今回の様に攻撃的なサッカーを展開できれば、観ている方も楽しいですし、塩試合よりも、ファン獲得にも好影響をあたえると思います。

とはいえ、強豪相手に今回の様なサッカーが展開できるとは思えません。残念ながら、まだまだ、強豪とガチで勝負する実力は今の日本にはありません。守備的に戦って、引き分け狙いという状況を作り出すことも必要です。

思うのは、戦略的に、塩試合を展開するときのメンバーはどうするのか?日韓戦のメンバーで選ばれるのは、GK、CB、DMFの5人。前線の選手は、ずっとプレッシャーを与えられるような走力と持久力がある選手にして、5-4-1あたりのフォーメーションで展開した方が良い場面もあるはず!ということです。

脇坂泰斗選手、稲垣祥選手がA代表招集はかなり嬉しい

こういう選手たちがA代表に呼ばれるのはかなり嬉しい。いわゆるボーダーラインの選手達。

元日本代表

この重い言葉を自分の肩書きに加えられるのは人生変わるから。

もちろん、ふたりとも良い選手であるのは間違いないです。ただ、残念ながら、現時点での実力で、A代表定着できるか?というと、大きな成長が必要なのも確か。

だからこそ、日韓戦・W杯予選という空気を糧にして、成長してほしいと思います。

浦和vs川崎F@等々力

川崎Fの攻略方法と、その攻略方法への対策方法

前半40分過ぎまでスコアレスで進んだ試合。川崎に対して浦和がよく対応しているともいえた試合。杉本健勇選手のシュートがチョンソンリョン選手にはじきとばされていなければ(どちらもすばらしいプレーだった)、展開は異なっていたかもと思える感じでした。

山根選手→小林選手への完璧なセンタリングとヘディングで川崎に点がはいるまでは浦和としては完璧な対応だったと言えるのでないでしょうか。ボール支配率も浦和側の方が高く、川崎としても攻める回数が減っている印象でした。

浦和がとった戦略

難しい戦略ではなく、陣形をととのえつつ、シンプルに前からハメていくという手法としては、簡単、ただし、体力的にはキビしいと言えるモノだったと思います。
なんだかんだで、川崎は最終ラインでボールを持つ時間が長くなると、リズムがでてきて、良い攻撃の回数が増えます。逆にいえば、最終ラインにプレッシャーをかけ続けられると、中盤でのパス回しにほころびがでてくるので、この日の前半40分程度まで、川崎としてはうまくいってないという印象になるんだと思います。

結局は、先制したことにより、浦和は更に圧力をかけざるおえない状況で後半にはいり、たてづづけの失点になるわけですが。

川崎として前からのプレスにどのように対応するか?

このあたりは相手の出方をしっかり見極めることが必要なんでしょうね。フォーメーション、圧力をかけてくる人数、そのあたりをしっかり見極めて、根気よく、プレスの回避を成功させることが大事です。相手からすると、何回かプレスをかけて、川崎側が少し長く蹴らせることに成功すればボールを回収できる可能性は高いです。ウラをかえすと、ここで回収できないと途端にピンチになるというところもありますので両刃の剣ともいえますが。

とはいえ、引いて構えて守るという戦術では、4231時代の川崎であれば、ともかく、433での川崎では、90分という時間を考えると失点する可能性は高いと思います。