横浜Fマリノス 新体制発表会 2024

観客を入れるわりには、短く終わるのね。というのが、観終わった時の印象。ユニ説明は、アディダスの広報担当。主要Jクラブだからこそできる芸当。

シティグループとの結びつきを意識させつつ、ここ数年の結果は正しい方法で進んでいることを客観的に説明。サポとしては中長期的にも安心できる内容。

監督記者会見は、YouTubeありの観客無しで、メディア向け。観客無しならYouTubeも無くて良かったと思う。

ファジアーノ岡山 新体制発表会 2024

安定の北川社長。思いは熱く、ビジネスは冷静に、をひしひしと感じる。冒頭の社長の話、100点と言っても良い。客観的に分析し、中長期的目線でモノゴトをすすめている印象。

2023年の成績は残念ながら戦略通りにいかなかったけれども、そこは勝負の世界、理詰めで思い通りに勝ち点積めないのサッカーの面白さ。

新加入選手紹介の部分は並。社長のソレと比較すると、熟考してほしいレベル。主ターゲット層が明確でないし、YouTubeで流せるレベルのエンタメになっていない。

FC東京 新体制発表会 2024

観客無しスタイルに賛否両論あるけれど、限られた時間で濃い内容を提供するのを目的するのであれば、オンライン開催は、手段として正しいという例。東京のアーバンなイメージを醸し出す演出は、オフラインのソレではなかなか実現できないところ。

新加入選手を一度に登場させないのもすばらしい。全員並べて同じ質問したって、何も印象残らない。FC東京の手法は、ひとりひとりにフォーカスさせるために効果的な方法。

ただ、観客無しスタイルにするのであれば、ライブ部分は要らない。全録画で作り込んでも良いと思われる。

他クラブにありがちなメディアによる質疑応答が無いのも好印象。メディアからしたら質疑応答をYouTubeで流されたりしたら、それこそ書くこと無くなってしまう。

清水エスパルス 新体制発表会 2024

4部構成。この独特のスタイル良いと思う。ライブでダラダラ見せられるのもつらいし、録画・編集後の公開なので、全体的な構成も洗練されている。
観る側としても、気になるところだけチェックしやすい。

そもそも新体制発表会は緊急性が求められるコンテンツではないので、録画編集の方が品質がたかくなり、本来、伝えたいことにしっかりフォーカスできるというメリットがある。デメリットは、視聴者とのインタラクティブ性がなくなること。たとえば、ライブで視聴者(サポ)から質問をうけられないというのもあるけども、そういった状況での質問はクオリティが低い傾向にあるので、そもそもインタラクティブ性は不要と思う。

ブラウブリッツ秋田 新体制発表会 2024

秋田を詳しくしらないからかもしれないが、岩瀬社長の話が興味深かった。将来をしっかり見据えつつ、課題である新スタジアム整備の話にもしっかりふれていて好感度高い。

主要スポンサーからクラブに対するコメントをもらっているのが好印象。よりクラブを支えているイメージになるし、特長も生きる。スポンサーとしても、適当なコメントできないし、ファミリー感もある。良施策。

徳島ヴォルティス 新体制発表会 2024

新加入以外の選手も登壇するのでかなりのボリューム感。ビジョン・ミッション・バリューの話もしっかりしていて好感度。

チケットは無料だが手数料はかかるという方式。多少なりとも費用が発生しているので、歩留まり等も悪くないはずだし、チケット完売。すばらしい。

レノファ山口 新体制発表会 2024

渡部社長がんばってる

しっかり数字使いつつ、レノファの現状を説明し、かつ、改善に取り組むポイントを紹介している。改善方法についての詳細は話していなかったが、課題を明示しているところは良いところ。

見た目に気を使ってほしい

潤沢な予算あるわけではないのは理解しているが、YouTubeで配信するなら、見た目的にお金をかけないでも改善できる点が多々あった。事前にカメラリハやっていれば気が付くだろう点があるのは、将来的に意識してほしい。もっとも気になったのは、バックヤードにあるような木製のステージ。

大分トリニータ新体制発表会 2024

最低限の新体制発表会

新監督(再だけど)と新加入選手からの言葉が見どころ。昨年のふりかえりや今年の目標、ほぼ情報無し。

翌日のシーズンパス購入者向け新加入選手発表会の位置づけとYouTube配信

選手しては二度同じ質問をされたりする可能性高し。正直、片方で十分。シーズンパスのセールスプロモーションとしての発表会という位置づけだから、こちらはYouTube配信無し。

金沢スタジアムのネーミングライツがカオス状況について

深く意識していなかったのだけれども、金沢スタジアムをホームスタジアムにするツえーゲン金沢のスポンサーにチャンピオンカレーがあるのにもかかわらず、金沢スタジアムのネーミングライツをゴーゴーカレーが取得し、「金沢ゴーゴーカレースタジアム」に決まった件。

金沢スタジアムのネーミングライツの募集母体は、ツエーゲン金沢ではなく金沢市

ややこしくしているのはこの点。ツエーゲン金沢とネーミングライツは直接的に関わりが無いということ。ツエーゲン金沢としては、スポンサーであるチャンピオンカレーにネーミングライツ取得してほしかった可能性はあるけれども、影響を与えられる立場にはないということ。

公共施設のネーミングライツなだけに公募はされている

質問期間も設けているし、3者の申込があったのも、落札額が3,111万円だったのも公開ずみ。普通の入札プロセスで普通に落札されている。チャンピオンカレーが入札したかどうかは定かではないが、ゴーゴーカレーより高額な入札額でなかった可能性が高い。つまりは、チャンピオンカレーは普通に入札に負けたと思われる。

ゴーゴーカレーが金沢スタジアムのネーミングライツを欲しがった理由

一部店舗の店名に「スタジアム」とつけている。元々は野球のスタジアムを意識してだと想像するが、「スタジアム」つながり考慮すれば、3,111万円/年が適正価格かどうかわからないけれど、喉から手がでるほどほしかったネーミングライツだと思われる。

ツエーゲン金沢のスポンサーになってほしいゴーゴーカレー

チャンピオンカレーからしたら面白くない展開ではあると思うが、「金沢カレー」という言葉を全国区に広めたのは、間違いなく、ゴーゴーカレー。新宿のお店からはじまったゴーゴーカレーといえど、現時点での本社は金沢にあるし。同業者が単一のクラブをスポンサーしてはならないという規定もないわけで、実際、ツエーゲンにも複数の大学、複数の建設業者がスポンサーに名を連ねている。ツエーゲンにとってもスポンサー費がそれだけ増えるわけなので、悪い話ではないはず。