2022 J2 町田V vs大宮@野津田

髙江麗央祭り。1点目と3点目、アシストのアシストが見事すぎた。

ここまでの町田。失点は少なく守備は安定しているし、実績のあるベテランFWが中心になっているだけでなく、若い選手も躍動しかけている。勝ててるだけに自信を持ってプレーしている感があり今が旬。

新クラブハウスができたおかげかコンディションも良さそう。

対して大宮。少なくともこの試合は守備が緩すぎた。大量得点も期待できない感じがするので、最低でも失点1にしないと勝ち点3は奪えない。まずは守備を立て直すべき。

.WE LEAGUE の開幕をみて感じたことの列挙

2021年9月12日開幕した.WE LEAGUE。

なんとなく3試合みた感想をメモしてきます。

INAC神戸レオネッサ vs 大宮アルディージャVENTUS

なでしこリーグ時代から認知度があった神戸、結成まもない大宮。大宮は実績のある選手を獲得してなんとか形にしたのだろうけど、そう簡単に、歴史のあるクラブとの差が埋まるわけもなく、大宮の惨敗。関係者からすればある程度予想はついていたのかもしれないけれど、Jリーグ以上にクラブ間の戦力の差が大きいのでは?と思ったゲームでした。

それにしても、なぜ、10時キックオフだったのか理由が知りたかったです。選手も観客もメリット無さそうな感じでしたし。

Yogiboが.WE LEAGUEのメインスポンサーで、そのための試みでYogiboに座りながらの観戦シートみたいなのがあったようだけど、絶対観にくい。ネタとしては面白いかもしれないけど、あの席買った人がかわいそうだな。。。って思いました。次節以降は無くすべき。

日テレ・東京ウェルディベレーザ vs 三菱重工浦和レッズレディース

神戸 vs 大宮よりも実力の近いクラブ同士で安心した。他クラブが大宮みたいな状況なら、間違い無く神戸がダントツ優勝だろうな。。。って感じだったので。

味の素フィールド西が丘がチケット完売なのは良かったと思うけれども、それで2,700名の入場って、コロナ禍といえ、売上的に大丈夫なのか、ホームスタジアムが西フィで良いのか不安になる。スカスカになっても、例えば神戸戦なんかの好カード??は味スタ使った方がよいのではないのかと思う。

二度の明らかなハンド見逃しがあったのは残念。最終的に、浦和が勝ったので、勝敗には影響が無かったとは言えるけれども。

マイナビ仙台レディース vs ノジマステラ神奈川相模原

神戸、東京、浦和、大宮と比較すると、選手の認知度は明らかに低いので、おそらくですが、戦力的にも下位なのでは?という予想、特に相模原。実績のある攻撃的な外国人を加入させて、守って前線外交人頼みのサッカーで乗り切る初年度なのかもしれない。ずっと、仙台ペース。それでも、スコアレスドローだったという結果からすれば、勝ち点を落とした仙台、勝ち点を拾った相模原、なんだろうと思う。

外国人助っ人はあんまりボールに触れて無くてかわいそうだった。

仙台が「ベガルタ」の看板をハズした理由がきになるところ。手っ取り早く、それなりのサポを集めるなら、ベガルタの看板背負っていた方が楽な気がする。クラブカラーもあえて変えてるのは、男子・女子、両方応援するサポにとっては結構大変。

全体を通じて

誰の目にもあきらかな男子には無い魅力WE LEAGUEの魅力を定義するのが大変だなぁ、と。

それにしても練習不足。パワー、スピード、は男子に劣るのは仕方ないとしても、足元の技術、トラップの技術やパスの精度でも、J3以下な感じがあるクラブもあった。競技人口が少なかったり、練習環境の問題だったりも影響しているのだろうけど、技術の底上げをしていかないとゲーム自体の面白さ半減なので、まずは、技術の向上にちからをいれてほしいな。って思いました。

霜田正浩監督就任で上昇できるか大宮アルディージャ

4クラブ降格の2021年度J2リーグ。大宮アルディージャはかなり危険な状態になっているということで、期初の岩瀬健さんを解任し、霜田正浩さんを新監督に。

ここで思った事を羅列しておきます。

岩瀬健元監督就任の時に感じた違和感

2021大宮アルディージャ新体制発表会 – YouTube で語っていたのは以下の3点でした。

  • 勝つこと
  • 戦うこと
  • つみあげること

ん?と正直思いましたよ。この3点って当たり前じゃないの?って思いました。

どのようにして勝つのか?どのようにして戦うのか?が聞きたかった。もちろん、戦術云々を語って、対戦相手に対策のヒントを与えるわけにはいかないですが、多少なりとも、勝つためのプロセス、「まずは強固守備を構築して失点を減らします。」とか「鋭いカウンターで得点量産します。」とかそのくらいの方針を語っても良かったのではないかと、新体制発表会動画をみたときに思いました。

そんなこと素人でも思いつくので、多くの経験がある岩瀬さんが何も考えてないとは思わないですが、選手に対してだけでなく、サポーターを含む観衆に何を期待させるのか?というのをしっかり伝えることが、チームの戦術をつくるのではないかと思った感じでした。

また、結果論ですが、それに伴うように、何をやりたいのかわからぬまま、負けていったというのが岩瀬さん解任までの流れなんじゃないかと思います。

霜田正浩監督は、ユース昇格組の扱いをどうするのか?

アルディージャユース(下部組織)出身者が多い大宮。今期は14名も居ます。2種登録を除くトップチーム人数34名、約4割が下部組織出身です。

よくいえば、下部組織から大宮のサッカーを浸透させられすぐに活躍できることもあるかもしれませんが、残念ながら、今の大宮そうったフィロソフィー(哲学)は感じられません。それどころか、下部組織出身者が活躍できているとも正直感じられません。うがったみかたかもしれませんが、他のクラブならトップ昇格できないような選手もなんらかの理由で昇格させてしまっているのではないのか?と疑ってしまいます。

ある意味、監督としては、この14人の扱いをどうするのか?実力が無ければ、下部組織出身者でも使わない(実際あまり出場している感はありませんが)、実力順で出場させる、こういった当たり前のコトができるかどうか?がポイントかと思います。