ガンバ大坂vs大分トリニータ@吹田

ガンバはパトリックゲー、大分は長沢ゲーでしたね。こぼれ球を拾える範囲に何人選手を集められるのか?競争だったというのが結論です。

大分の得点シーンはコーナーキック。結果的に、長沢選手のヘディングではありませんでしたが、コーナーでなければ、その場に居るはずもない、こぼれ球をトレビザン選手が押し込んだ格好ですし、ガンバの2点目、宇佐美選手の得点は、まさにこぼれ球をテクニカルに押し込んだ形。吹かさないで枠に飛ばせたのは、宇佐美選手の技術力の高さでしょう。

大分が残念だったのは、中二日というガンバのスケジュールの弱点を攻め切れて無かったこと。前半からもっとガンバを走らせて、後半勝負の戦いをすべきだったと思います。たしかに5人交代なので、途中出場の選手は疲れていないのでは?という推測もありますが、交代選手だって疲れてるはず。
とはいえ好材料もありました。小屋選手の加入。明らかに違いがだせていました。攻撃の活性化は期待できると思います。

ガンバ大阪vs川崎フロンターレ@パナスタ

無観客なのが残念な試合でした。ガンバはかなりキビしいですね、9試合で2得点、うち1点はPK。これでは勝ち点積めません。とはいえ、選手的には、悪くない、というよりむしろ良いでしょう。なのに勝てないので、宮本監督に矛先が向くのは致し方ないところかという気がします。

今年に関して言えば、コロナが原因で出遅れた!というのは言い訳にはできると思います。ただし、今年は降格がある。それも4チーム。万が一、ガンバ大阪がJ2降格なんかになった日には、多くの選手が移籍、すくなくとも、井手口選手、パトリック選手、宇佐美選手、東口選手あたりは移籍するものと思われます。

そうなった場合の注目選手は宇佐美選手。ガンバ下部組織出身ということもあり、平常時なら他のJクラブ移籍したらガンバサポから大ブーイングになるところ、J2降格が免罪符になります。

宇佐美選手のポテンシャルの高さは誰もが認めるところ。しかし年齢的にヨーロッパへの移籍はかなり大変。だとすると国内強豪チーム。川崎、C大阪、横浜FM、神戸、あたりの移籍が実現すれば、かなりの結果がだせるのでは?という気がします。