川崎Fが強いのは、Jリーグを観ている人達にとって、既知だし、19位と沈む大分相手であれば、ほとんどの人が川崎Fの勝利を予想し、実際にそうなった試合だと思います。
大分・川崎F、双方、オリンピックの中断で休養十分、準備もしっかりできるだけの時間がありました。注目点は、大分側は新加入選手の融合、特に梅崎選手、呉屋選手。川崎側は、三笘選手、旗手選手のオリンピック組と、夏に移籍した田中碧選手が抜けた穴がどうなるのか?という点。また、ACLで負傷した小林悠選手や、Jリーグで負傷交代した大島僚太選手の具合も気になるところでした。
大分片野坂監督は、できるかぎり失点をしない状況を長くつくり、後半、一気に選手交代することで得点を奪いに行くプランだったのだと思います。結果として、得点を奪えず、逆に失点してしまっているので、プランは失敗でしたが、川崎相手にはこの戦い方しかないという戦術だったと思います。
特に、後半登場した、神戸から移籍の増山選手は、可能性を感じるデキだったと思います。
川崎は、大方の予想通り、抜けた選手の穴を感じないデキ。特に、橘田選手と宮城天選手は今後の大きな成長の可能性を感じられたと思います。