2o24/2025 ACLE MD8 川崎F vs CCマリナーズ @等々力

両チームともノックアウトステージへの進出状況に影響のない、いわば、消化試合。川崎側からすれば、順位により対戦相手が変わり、上位になった方が、リーグステージ下位のチームとのノックアアウトステージ対戦となり仕組み上、上位が有利というのも言えないわけでなないけれども、正直、どこがきても似たり寄ったり。最終順位は気にしなくて良かった状況(とはいえ、上の方にいるのは嬉しいけどね)。

試合前から、ノックアアウトステージで日本勢と戦わないのが決まっているのだから、最重要は怪我人をださないこと。その点は、達成できたので悪くはなかった。

完全消化試合なのだから、もっと思い切った布陣で望んでほしいと思っていて、本気で思い切ったところは、GKに安藤を選択したところくらい(といっても、他に選択肢がなかったのも確か)。DFのアイダルも、試験的スタメンといえばそうなのだが、そんなに思い切った感じはなかった。神橋はベンチ入りすらしていないし、野田はベンチ入りはしていたけれど出場機会がなかった。80分くらいまでに3点差付けられれば、野田は途中出場させていたのかもしれないけれど、残念。

確かに、この試合だけを観に来る観客のコトを考えたら、負け試合にするのはよろしくはないけれども。

試合内容は、「つまらん」のひとこと。見どころ少な過ぎ。これでは、一見さんには、サッカーの面白さはもちろん、魅力的な川崎Fを伝えられたか?には疑問が残る。勝利っていう結果はよかったけどね。

安藤とアイダルについて。結果、安藤はミスなく安定していてて良かった。が、アイダルは、足元技術の無さが目立つシーンが多々あったのが気になる点。高井幸大的持ち出しを期待するのはかわいそうではあるけれど、このままではリーグ戦は出場できないだろうな、ただ、今後の伸び代はある。フィジカル的には、ネクストジェジエウになるポテンシャルはあるのは認める。

2025年 J1リーグ 第1戦 川崎F vs 名古屋 @等々力

結果だけみれば、川崎Fの圧勝だけれども、オフサイドだった1点目が取り消されていたらどちらに転んでもおかしくなかった試合ではある。

名古屋からすれば、カストロの要らんハンドが原因での失点。あんなハンドしていたら、ツキも逃げてしまう。という意味では自爆というみかたも可能。

ハイライトは、宮城天の得点時の山内日向汰のドリブルのコース取り。山内・宮城がうまかったのは、まぁ、当然なんだが、それ以上に注目したいのが、ファンウェルメスケルケン際のファールにならないレベルの微妙なスクリーン。そのスクリーンがあったからこその山内の抜けだし。

川崎フロンターレ 新体制発表会 2024

完全サポーター向け。そのため、対プレスのハレーションも起きない。天野氏が抜けて、今後のイベントの品質が問われる状況ではあるが、1発目としては、そつなくコナした印象。

この会で発表する新しいネタの仕込みや、翌日発表した新加入選手、つまりは、まだ、未発表の情報のティザーもあり、参加者の満足度は低くないはず。

ビジネス的数字の話が無いのは残念だけれども、少なくともJリーグの中では健全経営なので、ビジネス面で不安を感じているサポは多くはないだろうから、数字の話をしなかったのも理解できる。

「会として長い」というところは、受け取り側の印象でポジティブにもネガティブにも感じられるところだが、内容からしたら致し方ない感じなので、個人的にはポジティブ。ま、実際長いけどね。

2023 J1 第1節 川崎F vs 横浜FM@等々力 1-2

川崎F

最初のソンリョン選手のミスによる失点が痛かった。後半は、一方的に押し込めたところがプラス。決定力が足りなかった。山根選手が今季のキーパーソン。ジェジエウ選手のレッドカード、1点モノを阻止したのは大きかったが、車屋選手もケガしてしまったこともあるので、次節の鹿島戦への影響を考えると失点の方が良かったかも。

横浜FM

勝ちきったのは良かった。が、特に後半は横浜FMらしさが全く無く、防戦一方。試合スタッツとしても、ポゼッション37%だし、パス数も川崎Fの約半分。不安は残る。

川崎フロンターレ 新体制発表会 2023

思い切り賛否両論でるだろうな、と容易に予想できる新体制発表会。フロンターレとしては通常運行。

新体制発表の「新体制」は何を示しているのか?という点、各クラブは意識した方が良い。大きくいえば、トップチームの新体制、クラブ全体の新体制、これによって内容が大きく変わるのモノと改めて意識できたのが、川崎Fの新体制発表だと思う。川崎の場合は、言わずもがな、クラブ全体、というよりは、その周辺に至るまでカバーしている。トップチームの新体制・クラブの新体制、どっちが正解ということではないけれど、観る側からすれば、この点がずれていると満足度の低い新体制発表会になるのだと思うので、観る側は、クラブの特性を意識すべきと実感。

その点でいえば、川崎の新体制発表会に無駄な情報が多い!と思うのは、観る視点が間違っているということ。

興味深かったのは新体制発表会の有償入場チケットの当選確率は7倍!とコメントしていたところ。多少盛っている感はあるのかもしれないけれど、1階席で5,000円。それで720席売り切れるのだから、たいしたものだと思う。

キャパシティ問題で、スタジアム入場料収入の大幅増加がみこめない川崎だから、こういった会でも小銭集めしなきゃいけないんだろうね。収支でいえば、200万円程度は黒字がでてると想像。

記者会見は一切流さないスタイルは素晴らしい。

川崎フロンターレ、自由席の復活と列抽選

自由席運用再開に伴う入場方法・応援ルールの一部変更について | KAWASAKI FRONTALE

総じて否定的な意見が多い列抽選。気持ちはよくわかる。が、単なる否定をするのではなく、なぜ、列抽選するのか?を考えてみたい。というのも、フロンターレだって、列抽選で、サポーターに早朝集まってもらうのを心苦しいと思っているのではないかと思うし、それでも、実施しなければならないなにかがあるはず。

2万人に到達しない入場者数

最初にかんがえること、それは、引き続き、指定にすれば良いのでは?という考え方。確かに、列抽選不要で楽。

指定席数以上チケット販売できない問題

クラブ側が自由席を設定するメリットは、収容人数以上のチケット販売ができること。指定席の場合、席数以上にチケット販売できない。チケット売り切れても2万人に到達しない理由はまさにこれが原因のひとつ。

自由席化することで、航空券のオーバーブックのように、歩留まりを考慮しつつ席数以上の販売が可能。売上もさることながら、2万人越え、コロナ前のように2.5万人前後の入場者数に到達させるためにはは自由席は必須。

指定席化による価格変更問題

バックスタンド側のホームA自由席を指定席化するとメイン側やバック2階席の価格整合性が合わなくなる。端的にいえば、価格を上げる必要があるということ。フロンターレの収益的には悪くないが、新しくサポーター獲得をし続けなければならない状況(高年齢化は中長期的にはサポーター減少に繋がる)からすれば、エントリーポイント的な価格帯は必要で、それがホームA自由席。
とはいえ、バックスタンド1階真ん中あたりのホームA自由席は費用対効果高すぎなので、そのエリアだけでも指定席化して価格を上げるのは考慮しても良いと思う。

列抽選と早朝の整列

今でこそ列抽選は後援会サイトでの事前申し込みで、朝に当選?番号が決定するシステムだけれども、以前は、等々力陸上競技場に集まってから、抽選し列を作るという流れだった。そこから考えれば、抽選をオンライン化しただけでも結構な進化が大昔にあったと言える。

では、早朝(朝7時)に並ぶ必要があるのか?このあたりは、改善の余地はある。開門1〜1.5時間前に集合でも良いのでは?というのは抽選に参加していた経験からしても思うところ。

現状、競技場を使っての整列なので、出店等を含む競技場内の準備と被らないようにするためだったり、整列を担当するスタッフが他の仕事と兼務していたりすると、開門直前では管理できないのでは?的理由が容易に想像できる。

整列する場所に競技場を使わない、スタッフを増やす(=経費増大)みたいな対応の可能性はあるとは思うが、フロンターレがその検討をしていないとも思えないし、検討した上での現状なんだとは思う

朝抽選イヤなら指定席購入

という手段は消費者側に残されている。私自身も、ホーム自由Aから指定席に2018年に移動した。理由は、2017年の優勝で今後ますます観客が増えると予想したから。

実際、列抽選でも私が参加してた2015年頃までは、人気の試合でも4桁の列抽選参加者になるのは年に一度あるかないか、感覚的には少ないと400程度、多くても、800程度だったのが、2018年以降はかなりの確率で4桁だったという話しもきいている。

つまりは列抽選参加しても、良い席確保が困難。だったら最初から列抽選しなくて良い席を選べば良いだけの話。シーズンチケットを自由席から指定席にすると最低2倍程度の価格になるので、予算的にキビしいという意見も理解できるが、そこは資本主義、需要と供給のバランスで価格があがっても致し方ないところ(それでもフロンターレのチケットは他クラブと比較すると安価)。

ただ、新規シーズンチケットの購入が抽選の状況なのは、なんとかしたいところ。ただ、それって競技場大きくするしか根本的解決方法がないのも真。

2022 J1 川崎F vs 湘南@等々力(2022/05/25)

川崎の今年はやっぱり厳しい。三連覇はイエロー信号。過去2年とは全く違う。

今までのところ3敗。全部4失点。今期失点の多い理由の1つは、ジェジエウのケガ。3月に来日していたのもあり、5月には復帰かと思っていたが、いまだ、その雰囲気がない。川崎の成績が上向くか?はジェジエウの復帰に掛かるところが大きい。もちろん、得点力不足な面もある、昨年までのように1試合3点取れている試合が一度も無いのは、間違いなく得点力不足。これは大島僚太と登里享平の復帰と宮城天の覚醒が必要。

湘南。良い試合はしているけれど、おもうように勝ち点が奪えてない状況。今の状況が続くと、降格圏脱出はキビしい。この勝ちを勢いにしたいところ。

2022 J1 川崎F vs 福岡@等々力(2022/05/14)

想定通りの結果、というだけの感想。ただ、去年・一昨年の川崎なら3点取ってた試合。今年、未だリーグ戦で3点とれた試合がない川崎、やはり攻撃力は落ちている印象。

2点目の車屋紳太郎の得点時、福岡、前寛之の抗議がしつこくて残念過ぎた。子供に見せたくない抗議。本人からすれば、顔に手が入っているいる事実をアピールしていたのだろうけど、そもそもコーナーキッカーを全くみてなく、谷口彰悟のジャマをしようとしていた場面での接触。福田さんの解説通り、あの状況でファールにするのはキビしいと思われる。

2022 J1 清水 vs 川崎F@IAI(2022/05/07)

川崎としては、正直、もう一点とって試合を決めたかった。去年・一昨年なら、そういう展開。とはいえ、脇坂の1点目は川崎らしいパスを繋げて崩してのきれいな形。久しぶりにそういうゴールが観られたのはよかったところ。

清水は、戦術がよくわからない感がここ何年も続いている感じ。鈴木唯人をはじめ、前目の選手の個の能力に頼りすぎているところをなんとかすべき。原輝綺がベンチにもはいっていなかったのが川崎に有利にはたらいたところはあると思う。今年も残留争いに巻き込まれる可能性を感じずにはいられないけれど、ここ数年、残留手段としてつかっていた「困ったときの監督平岡」が今年は使えないので、どうやって残留するのかみもの。IAIは来年も行きたいので是非残留してほしい。

それにしても、IAIは、いわゆるゴール裏席でもゲームが楽しめるので、本当に良いスタジアム。老朽化は気になるところだし、屋根はつけてほしいけれど。