FC東京vs川崎F@味スタで感じたコロナ禍の中での拍手応援の難しさ

Maxの2万人には届きませんでしたが、1.7万人集客できた味の素スタジアム。通常時の多摩川クラシコの約半分程度の観衆とはいえ、それなりに満場感がありました。

そこで気になったのが応援スタイル。

拍手のみとはいえ、川崎側は、状況に応じた、リズムを合わせた拍手応援。東京側は特に統制された拍手スタイルはなく、個人個人の判断で、良いプレーに拍手するという感じ。

FC東京のコールリーダーの方の意向なのか、なんでもかんでも拍手してしまうと、なんのための拍手なのかわからなくなるので、各自の判断に任せて、拍手で後押しするというスタイルなんだそう。

確かに、たいしたプレーでも無いのに拍手があるのは違和感がありますし、拍手でしか反応できないから、失点時でも拍手で鼓舞するしかなく。うがった見方をしてしまうと、失点して喜んでいるようにも捉えられてしまうみたいなのはあるかもしれません。

良いプレーのみに拍手したい!の気持ちはよくわかります。とはいえ、誰も彼もが、良いプレーって判断できる技量をもっているのか?というところを疑問に感じます。

特に、サッカー観戦初心者にとって、拍手すべきプレーなのか?の判断って相当むずかしい。そういう方々にとっては、ある程度スタイルをもった拍手応援の方が楽しめるのでは無いかと、個人的には思います。