小野伸二選手引退とコンサドーレ札幌最終節セレモニー

最高でした。セレモニーが行われるホーム最終戦に勝利しないと、セレモニーでは、たいてい場合、微妙な雰囲気になるのだけれども、三上GMの言葉の中で、ミシャ監督の来季の話あり、ミシャ監督のアウェイ浦和サポでの愛のある煽りあり、で、最高のセレモニーだった。

見本にするべきセレモニー。

川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌@等々力陸上競技場

中3日vs中7日が影響したのか、川崎側にいつもの強さがなく、セカンドボールを拾われまくった試合でした。中盤に、小塚和季選手を初スタメンにしたというのが、凶と出るのか吉と出るのか。。。というところでしたが、今日に限っては良い結果にならず、小塚選手はハーフタイムに、田中碧選手との交代になってしまいました。

小塚選手、ところどころ、小塚選手らしいプレーもあったのですが、川崎の他のインサイドハーフと比較すると物足りなさが残ります。もっとも改善しなければならないのはバックパスの多さ。他の川崎の選手であれば、前向きのパスにするだろうと予測できる場面で、いくつか後ろ向きになっていました。

守備の強度についても、田中碧選手の方が、現状、確実に上なので、より攻撃で違いをだせないと、小塚選手は、ベンチに入るのもキビしい状態になる可能性が高いです。

対札幌という点では、かろうじて勝利しましたが、今日の強度では、これからのリーグ戦やACLに不安が残る感じでした。

川崎フロンターレはいつ負けるのか?

2021年、ゼロックス杯とリーグ3試合が終わったところだけれど、未だ負け無し。トレーニングマッチでも負けたという話しは聞こえてこないし、なんなら、2020年12月16日の浦和戦から公式戦8連勝(相手J1:7チーム、J3:1チーム)中。最後に負けたのは、2020年11月26日の大分戦までさかのぼる必要があるくらい負けてない。

去年の傾向

去年負けたのは、リーグ戦3試合(対:名古屋、札幌、大分)とルヴァン杯1試合(FC東京)の4試合だけ。負けた試合を調べてみると

  • 中2日
  • 川崎無得点
  • アウェイ2試合(名古屋・大分)、ホーム2試合(東京・札幌)

という状況。ここから判断すると、川崎が負ける条件としては、以下の2点。

1) 中2日、ホーム・アウェイは無関係?中村憲剛引退発表の影響?

2020年はどのチームも連戦で中二日は珍しいスケジュールではなかったですが、中3日の時には負けていません。ということ考えると、まずは、休養がとれていない時に敗戦の確率があがります。ホームかアウェイか?ということは、それほど影響していません。札幌戦は中二日ホームでしたが、直前の試合も東京戦ホームだったとので、移動で体力が削られるということはありませんでした。ただし、多くの人が超ビックリした、中村憲剛さんの引退発表から札幌戦までは中1日でしたので、精神的な消耗があったのかもしれません。

2)無失点

川崎が得点した試合は、川崎は負けていません。もちろん、引き分けの時もありますが。逆にいえば、川崎相手に失点してしまうと、よくても引き分けという結果が待っているということになります。

中2日を2021年の川崎のスケジュールにあてはめると

  • 4月14日vs広島(ホーム)(仮)可能性50%
    14日か15日開催なので、中2日になるかどうかわかりませんが、守備に定評のある広島戦が中二日であたります。広島は、移動が伴いますが、中三日で多少体力的に有利です。
  • 6月26日vs仙台(ホーム) 可能性20%
    一応、中2日。とはいえ、相手仙台も中2日、前節のスケジュール、川崎はホームで福岡、仙台もホームで清水。条件的には、仙台の方が悪いので、戦力的なモノを考えると、この試合も川崎有利かも。
  • 7月3日vs横浜FC(アウェイ) 可能性30%
    一応、川崎としてはアウェイ、前節も中2日のG大阪戦。川崎からしたら三ツ沢はアウェイにはならないので体力疲労的には、マイナス要因にはならない。とはいえ、横浜FCは中6日なので、体力面ではかなり有利。しっかり、川崎対策する時間もある。川崎相手に無失点で抑えられるか?ばポイント。
  • 8月28日vs札幌(アウェイ)可能性70%
    オリンピックの関係で夏場に等々力陸上競技場が使えない関係で、アウェイ連戦(阪神タイガースの甲子園みたいな状況)。札幌戦にいたっては、前節福岡アウェイからの札幌アウェイで中2日。ここが正念場。昨年負けてる相手ということもありますし、このタイミングでオールコートマンツーマンをやられたらキビしそう。

ここまで数字通りいくとはまったく思いませんが、9月まで無敗でいったりしたら、本当に伝説のチームになってしまう感じですね。ACLと怪我人具合によってどうなるのか?というのはポイントかと思います。

2021年新体制発表会勝手にレビュー 1

1月中旬からはじまっている各クラブの新体制発表会。今年はコロナの影響で、多くのクラブがYoutube配信。ありがたくないコロナですが、ネットで配信してもらえるというのは、数少ないコロナの影響のメリットだと思います。
ということで、閲覧した新体制発表会を勝手にレビュー。閲覧の有無や順序に特に法則はなく適当な順序です。

北海道コンサドーレ札幌

新入団選手だけではなく、既存選手も(全員ではないですが)登場しているのは、他のクラブと比較するとかなり良かったです。本来あれば監督が今年の方針とか話すこともあるのだろうけど、今年は、ミシャ監督が来日できてないということもあり、背番号発表、ユニお披露目、スポンサー紹介、選手インタビューがメイン。監督不在だからか、個々インタビューが長かったのと、MCハイジさんのMCがすばらしく、選手のパーソナルをひきだしていたのが印象的。スポンサー・サポーターの満足度は高かったと思います。8点

徳島ヴォルティス

かなりトラディショナルなスタイル。コロナ前までの一般的なメディア向けの発表会のオンライン版という印象。新加入選手紹介・コメント、ユニお披露目、スローガン、背番号発表が主なコンテンツ。徳島も監督が来日できていなかったので指向するサッカースタイルについてはコメント無し。良く言えば厳粛なスタイル、悪く言えば面白みが無かったです(発表会に面白いところが必要なのか?はおいといて)。普段であれば、メディアが面白いところを引き出して記事するのでこのスタイルでも良いのしょうが、オンライン配信でサポーターが観ていることを想定するのであれば、楽しませるコンテンツがほしいところでした。終了後、個別のメディアインタビューなど組まれているからか全体的に短い時間で、その点はスッキリしていて良かった。5.5点。

大分トリニータ

スローガン、監督のコメント、新入団選手紹介、背番号発表などが第1部。背番号発表がいきなり一覧で画面に出してしまったのはもったいないのでは?と思いました。伊佐選手13番など、結構、見所が多かったので、一人一人の背番号発表にしたほうが印象に残ったと思います。また、手違いだと思いますが、選手インタビューの第2部が15:40〜と2時間後の時間で発表されてしまったため(1部終了がだいたい13:20〜13:30あたりだった思います)、1部の視聴者はライブで観られず、トリニータとしてはスーパーチャットの機会をかなりロスしたのではないかと思います。選手インタビューへの質問がいくつか回答しにくい、もしくは、間違った回答をしてしまうと、あとあと問題に発展しそうなモノもあり、このあたりは熟考が必要と思いました。とはいえ、1部でメディアを、2部でサポーターをカバーしている点は良いと思いました。5.5点。

2021年1月19日現在閲覧済み新体制発表会

クラブ日時
北海道コンサドーレ札幌1月16日
徳島ヴォルティス1月17日
大分トリニータ1月17日