柏レイソル 新体制発表会 2024

https://www.youtube.com/watch?v=7n6EZ8ep3mI

なぜか、埋め込めない。。。

今年、閲覧した中では、もっとも(よい意味で)驚きのあった新体制発表会だった。

主ターゲットはコアサポ。メディアに配慮しつつも、来場しているコアサポの満足度を1番に考えた構成だった。

まずは、MCが最高。長年レイソルに関わってきていたらしいフリーアナウンサー。クラブ寄りというよりはサポ寄りといえるような立ち位置もあり、客席側からのシンパシーがすばらしい。クラブ側の人間では突っ込めないようなネタも織り交ぜてくるあたりはさすが。それをゆるすレイソルも素晴らしい。

そして、林陵平さんの登壇。クラブOBでもあるから、「なんでこの人登壇しているの?」にもならないし、ある意味レジェンド。その上で、新加入選手の特徴を、解説者目線でディープに話せる。新加入選手は、自分自身の特徴を、自ら語るケースがほとんどで、「ドリブルをみてほしい」「パスが特徴です」的な、まったく、印象に残らない説明になるのだが、林さんが、新加入選手の特徴を話すことで、より特徴的に、より客観的な説明になり、イメージしやすい。

残念ながらサッカー選手は口下手少なくないので、林さんのような、第三者が話してくれたほうが、良いというのは大きな気づきだった。

川崎Fvs柏@等々力

川崎が前半攻めあぐねてた原因は大雨

雨は双方に影響があるわけだから、なにも川崎だけに影響があったわけではないのですけどね。当然、足元の技術が生命線な川崎にとって、2021年3月13日の大雨は大きな影響があり、川崎・柏のそれぞれの技術力の差が少なくなったので、前半はいつもの川崎らしくないところが散見されたという結果になったのだと思います。

さすがの水捌けの等々力陸上競技場。ほぼ雨がやんだというのもあり、後半は、かなり雨の影響がすくなくなったので、多少なりとも川崎ペース、柏はよく耐えてたと言えるでしょう。

最後は三笘選手の個の力のようになってしまいましたが、それでなくても崩せたとは思います。

川崎としては、あらためて、ピッチコンディションによりパスの崩しでの攻撃が思ったようにできないときの対策はしておくべきだな。と思いました。次節早速、例のハイブリッド芝ですしね。

2021年1月4日 ルヴァンカップ決勝 FC東京vs柏感想と、天皇杯との比較

どちらもカウンター指向の守備的サッカーなチームなので、塩試合になるかなーと思っていたけど、早い時間に東京が先制したことによって、多少の見所があったようにはおもうが、同点になってやっぱり塩試合になってしまった。

最終的には、オルンガ不発で、アダイウトンのスーパープレーでの得点で東京勝利の優勝。

東京が安定して勝てないのは、前線の外国人の個人技に依存しているところが大きく、守備はある程度計算できるが、攻撃は水物なので、博打要素が大きいからだと思う。まぁ、失点しなければ、負けないわけだから悪いとも言えないのだが。

とはいえ、そういうカウンター指向のチーム同士がタイトルをかけて一発勝負で戦えば、守備的になり、DFは、繋ぐ意識よりも、安全にクリアするようになり、内容としては面白みのかける試合になりがちで、点差が無い時には、そういった展開だったと思う。

一発勝負といえば、元旦の川崎vsG大阪の天皇杯。戦術比較の点でいえば、天皇杯の方が何倍も面白かった。というのも、構図がハッキリしていたから。もちろん、川崎もG大阪も失点を絶対避けたいからリーグ戦よりも多少守備的な感もあったが、両チームとも狙いがハッキリしている分、ストーリー性があった。一見、ボールを持つスタイルの川崎が優勢にみえていたが、G大阪が敢えてボールを持たしているというようにも捉えられた。川崎は常に攻撃的なサッカー、G大阪は失点しないように守備的なサッカーだったが、主導権にぎって攻撃する時間も要所要所でつくるサッカーで見応えがあった。

守備的なサッカーが悪いわけではないが、攻撃はカウンターのみの様なサッカーだけだとどうしてもつまらない内容になってしまう。もちろん、勝ちに拘れば、その方がよいのかもしれない面も多々あるのだが、ショーとしてとらえるのであれば、アクティブに攻撃する手段を、特に上のカテゴリーのチームには常にもっていてほしいと再認識するようなルヴァンカップ2020だった。

2020年12月16日 川崎vs浦和@等々力陸上競技場、2020年のフロンターレの崩し方

今年のフロンターレ、本当に穴が少ないチームでしたね。この試合も、浦和がPKで先制するも、後半たたみかけて、守田選手のJリーグ初得点、三笘選手の新人最多に並ぶヘディングでの得点、憲剛選手、小林悠選手の阿吽の呼吸のノールックでの川崎らしい得点での完勝。試合通して、浦和が勝てる要素は本当に少なく、順当な結果だったでしょう。

33節終わって、川崎は3敗。相手は、名古屋、札幌、大分。大分戦は早い段階での10人での戦いになったこともあり、あまり参考にはならないですが、名古屋・札幌については、戦い方に多少の共通点、兎に角前からプレッシャーというのがあったかと思います。

兎に角プレッシャーを欠け、ミスを誘って先制、その後、その1点を守るというのが現実的な川崎対策だと思います。うまく先制できなければ、体力削られるだけで後半持たないし、疲労が溜まれば、次節への影響もあるので、諸刃の剣という気もしますが、短期的に勝利するなら、その方法が現実的だったのが2020年だと言えるでしょう。

では、最終節で対戦する柏はどうでしょうか?前からプレッシャーに来るのか?うまくはめられるのか?残念ながら、オルンガ選手の守備では、おそらく難しいでしょう。実際、第4節で対戦したときには、オルンガ選手は全く機能せず、前半交代になっています。柏からすれば、コロナでの練習不足等を理由にしているかもしれませんが、それは、どのチームも同じ。その後の試合でも、オルンガ選手が守備で貢献しているところは、あまり目立って無いような気がします。(柏の試合を全部観ているわけではないですが)。