ブラウブリッツ秋田 新体制発表会 2024

秋田を詳しくしらないからかもしれないが、岩瀬社長の話が興味深かった。将来をしっかり見据えつつ、課題である新スタジアム整備の話にもしっかりふれていて好感度高い。

主要スポンサーからクラブに対するコメントをもらっているのが好印象。よりクラブを支えているイメージになるし、特長も生きる。スポンサーとしても、適当なコメントできないし、ファミリー感もある。良施策。

秋田vs町田 26節(延期試合)

「首位と思えないようなサッカー」で町田がJ1昇格にあと1勝 主力FW不在を救った若手起用の狙いと奮闘 – スポーツナビ (yahoo.co.jp)

首位とは思えないようなサッカーまで言われてしまっている町田。↑の記事は、そのことも含めてポジティブにまとめているけれども、現実的には、そのまま、首位とおもえないようなサッカーと思われているところもあるようなサッカーだった。

ポゼッションが高いと敗戦確率の高い秋田と町田

何も背景しらずに、この試合を観ると、確かに、空中をボールが飛び交うような試合で、パスワークなんかないし、単に放り込んで、こぼれ球ひろっての単調サッカー。実際に得点もセットプレーだし、バルサ的なサッカーに面白さを感じるサッカー好きには、まったく刺さらないゲーム内容。

ただ、背景を知っていると、両チームの狙いが明確。町田にしても、普段は、CBでボール回す時間もある。つまりは狙って、中盤を飛ばす試合をしていたということ。

前回、秋田は町田に勝利している。その際の秋田のポゼッションは38%、町田は62%。町田が持たされて敗戦したという状況があるので、今回は、その反省を元に、持たないサッカーを展開した。

もちろん、デューク選手、藤尾選手、平河選手といった前のタレントが代表招集でいなかったものもあるが、町田は、低いポゼッションを狙い、スローインを含めたセットプレーを最大限活用し、勝利を収めた。

首位にふさわしいしたたな戦い方だった。

FC町田ゼルビア vs ブラウブリッツ秋田@町田ギオン

秋田が秋田らしいサッカーで勝ち点3を得た試合。いわゆるボールを持たされていた状態だった町田でした。球際というひとことで片付けてはいけないのでしょうが、その点では、やはり秋田の方が分が良く、町田はボールを回せていたのですが、秋田サイドからすれば、怖さは全くなかったという感じしたね。DFの跳ね返しをことごとく拾って波状攻撃ができないと、守っている側からすれば、カウンター発動の機会は増えるので、メンタル的に落ちないと思いました。

町田の失点を振り返る

とはいえ、町田としては、2点ともセットプレーがらみの失点。1点目は、プレーが切れたときに、ディフェンスに付く相手をしっかり確認できていれば、左サイドでドフリーにするような状況にはならなかった、その点がこの試合の最大のポイントだったと思います。2点目は、ゴラッソでキッカーの鈴木準弥選手を褒めるべきで、そういった事故が発生しても負けないような試合運びができないと、町田は上位には食い込んでいけないですね。

町田のブランディングはかなり良くなっている

バックスタンド完成前から、「天空の城野津田プロジェクト」を実施している町田。少し恥ずかしい感もありますが、売店には「武器・装備販売所」?的な名称にしたりして、細部までこだわってやっているところに好感がもてます。立地の悪さをカバーするために、主要駅からの無料バスも用意しているし、コロナがあけた時には、平均1万人くらいあつまるといいなーって思います。