4クラブ降格の2021年度J2リーグ。大宮アルディージャはかなり危険な状態になっているということで、期初の岩瀬健さんを解任し、霜田正浩さんを新監督に。
ここで思った事を羅列しておきます。
岩瀬健元監督就任の時に感じた違和感
2021大宮アルディージャ新体制発表会 – YouTube で語っていたのは以下の3点でした。
- 勝つこと
- 戦うこと
- つみあげること
ん?と正直思いましたよ。この3点って当たり前じゃないの?って思いました。
どのようにして勝つのか?どのようにして戦うのか?が聞きたかった。もちろん、戦術云々を語って、対戦相手に対策のヒントを与えるわけにはいかないですが、多少なりとも、勝つためのプロセス、「まずは強固守備を構築して失点を減らします。」とか「鋭いカウンターで得点量産します。」とかそのくらいの方針を語っても良かったのではないかと、新体制発表会動画をみたときに思いました。
そんなこと素人でも思いつくので、多くの経験がある岩瀬さんが何も考えてないとは思わないですが、選手に対してだけでなく、サポーターを含む観衆に何を期待させるのか?というのをしっかり伝えることが、チームの戦術をつくるのではないかと思った感じでした。
また、結果論ですが、それに伴うように、何をやりたいのかわからぬまま、負けていったというのが岩瀬さん解任までの流れなんじゃないかと思います。
霜田正浩監督は、ユース昇格組の扱いをどうするのか?
アルディージャユース(下部組織)出身者が多い大宮。今期は14名も居ます。2種登録を除くトップチーム人数34名、約4割が下部組織出身です。
よくいえば、下部組織から大宮のサッカーを浸透させられすぐに活躍できることもあるかもしれませんが、残念ながら、今の大宮そうったフィロソフィー(哲学)は感じられません。それどころか、下部組織出身者が活躍できているとも正直感じられません。うがったみかたかもしれませんが、他のクラブならトップ昇格できないような選手もなんらかの理由で昇格させてしまっているのではないのか?と疑ってしまいます。
ある意味、監督としては、この14人の扱いをどうするのか?実力が無ければ、下部組織出身者でも使わない(実際あまり出場している感はありませんが)、実力順で出場させる、こういった当たり前のコトができるかどうか?がポイントかと思います。