東京3クラブの中ではもっとも薄いエンタメ性とはいえ原ダイレクターの話は興味深かった
藤田晋代表の最初の新体制発表会ということで、もう少しCyberチックになるのかと思ったのだけれど、少々肩透かし。正直ダサかった。
注目は原靖ダイレクター。新加入選手についての解説は、他クラブ発表会では話されないような濃い内容。見どころはソコ。
藤田晋代表の最初の新体制発表会ということで、もう少しCyberチックになるのかと思ったのだけれど、少々肩透かし。正直ダサかった。
注目は原靖ダイレクター。新加入選手についての解説は、他クラブ発表会では話されないような濃い内容。見どころはソコ。
いわゆる県民ホール的な場所での開催。MCもケーブルTVのアナウンサーと思われる方で安心。しっかり、視聴者も選手・監督にもモチベーションをあげられているトークになっていたのはMC力が高かったかなーという印象。
入場チケットはセブンイレブンの発券手数料のみでチケット自体は無料。とはいえ、手数料がかかるので、それなりのハードルになるので、これは良い方法かもしれない。
というか、50%以上割り引いていた今までは正直やり過ぎでしょう。サポからすれば大幅値上げという意識になるかもしれないけれど、これは値上げというよりは適正価格への変更。これだけ納得感のある値上げ実施というのも珍しいかもしれない。
増加したチケット収入は、ぜひ、強化費に。
はじめのアタックビデオ、会場のモニターをそのままカメラで映すというシロウト丸出しなのは演出なのかなんなのか。
サントリーがスポンサーで、水やお茶がテーブルにおいてあるのに、動画では、そのペットボトルを映さないっていう意味不明のカメラアングル、これもシロウト丸出し。
配信自体が「フォネット」という企業がスポンサーして実施しているのだけれど、この会社、ケータイ電話の代理店ってこともあり、映像配信はシロウトに毛が生えた程度ってのが想像できる。もう少しプロフェッショナルな配信をしたほうが良い。
数字系の話はほぼ無し?!意気込みだけでの発表会は説得力が低くなるのはいたしかたないところ。
新加入選手のインタビューやQ&Aも、オードソックスな手法で何も心に残らない。残念ながら、イケてる新体制発表ではなかった。
「ちゃんと考えているじゃん!」と思えるような内容。代表の北川真也氏による2022年成績や入場者数、昨年掲げた改善点がどうなったのか?等々、良いことも悪いこともしっかり振り返っている点はかなり好印象。コアサポからみても、真摯に対応してくれているという印象を受けると思われる。
監督挨拶から新加入選手の紹介はいたって普通。残念ながら記者のQ&AをYouTubeで流してしまっているのは残念な点。Q&A時間は記者向けだから配信するべきではない。記者は書くことなくなっちゃうよ。
完全にYouTube視聴者向けの選手会見。2〜3名ずつ登場し、広報の方が司会で各種質問を、選手にあわせた形で実施。「意気込みをお願いします」的な質問・リクエストではないので、回答に個性がでて興味深くきいていられるし、実際、個性を把握するのには、効果的なやりかた。全員ならべると、ひとりひとりの話す時間は短くなるし、あきるので、動画配信向けには、このやりかたは正しい。全体的に長時間になるが、サポなら飽きずにみるか、気になる選手部分だけをみるって感じになるので、イヤな感じではない。
他クラブもこのやりかたオススメ。
会場の音声をそのまま拾ってYouTubeで流すというのは、残念ながら子供の運動会ビデオレベル。音声がききとりにくすぎて、YouTube中継を観ている側がストレス感じるだけでマイナス要素。プロのサッカークラブで、ある意味エンタメ集団なのだから、中継するなら、最低レベルの中継品質は保つべき。
現場の観客、YouTube中継を観る人、参加した記者、主なターゲットは誰だったのかよくわからない。
記者だとするのであれば、記事にするべき内容がすべてYouTubeに流れてしまって記事の価値は下がる。他クラブの新体制発表会の感想でも述べたけれども、記者向けの質疑応答は、YouTube中継するのは完全に悪手。
現時点(当日午後10時39分)で1400ビューのYouTube視聴者がターゲットであれば不満足になる中継品質。であれば、最初から、YouTube中継無しで、現場に来られないサポーターに対しては取材記事を通じて伝えるといった手段であるべきだったと思う。
唯一満足できたであろうは、現場の観客。それも多くても数百人なのだから、多くの人への好印象の機会を自ら台無しにしていると言える。
特に今年の横浜FCは新加入選手が多く、紹介される選手のひとことひとことが冗長で印象に残らない感。人数多いのだから致し方ないところではあるけれど、これでは、紹介したっていう実績は残るけど、内容が記憶に残らない可能性が高い。
スタジアムMCであるフリーアナウンサー朝井夏美さんが司会。クラブに関する深い知識があるフリーアナウンサーが進行すすめると全体的に締まる。発表会をプロッぽくみせるには、MCが大事というのを痛感した。
オフィシャルサプライヤーのナイキの方がユニフォーム説明。これは、昨年も観た気がするので、毎年恒例なんだろうな。しっくりいかなくても説明うけるだけで馴染んでくるので、ユニフォーム説明するのもプラスにはたらく。また、スポンサー紹介もしっかり実施しているのは、クラブ経営的にはかなり大事だと思うのだけれども、あまり、他クラブでは実施している気配がないので、他クラブにもオススメしたいこと。
興梠選手・荻原選手のような出戻りや、埼玉出身の新加入選手、ユースからの昇格選手へのインタビューはさすが。通り一辺倒の質問でないところが、選手の個性をうまく引き出していたのが印象的
清水の発表会でも記したけれど、やはり、記者泣かせだよ、YouTube配信は。その部分は非公開にしてあげるべき。
安心して観れた。J2降格についての反省、客観的に問題をあらいだすような雰囲気を感じられたのは、サポとしては少し安心な感じがあるのではないかとは思う。けれども、大熊体制の過去数年、毎年反省しているというところもあるので、オオカミ少年的にとらえているサポもいるのではないかとは思う。
水戸の監督時代からそうだが、キャラ立ちしているのはすばらしい。本気で一喜一憂する姿は、ウラオモテがなく信用できる感を個人的に感じる。
YouTubeの1時間24分過ぎに、勢い余って「水戸」とつい言葉がでてしまうほど、前所属の水戸の3年間は熱く全力投球してきたのだろうな、と想像して、それだけのチカラをいれられるのは素晴らしいと思う反面、同カテゴリの清水に移って、すぐに切り替えられるのか?という懸念はあるとは思う。
クラブとしては発表会自体をオープンにして多くの人に観てもらいたいというあらわれなのかもしれないが、記者から質疑応答はYouTubeに流すのは、あまりよろしくない。というのも、他メディアとの差別化のための質問なのに、それが、読者にもそのまま流れてしまうのは、記事にしたときの価値をさげてしまう可能性がある。
ということで、質疑応答部分はYouTubeで流さない方がよいとはおもうのだけれども、他クラブもながしちゃうんだろうなぁ。
できるかぎり早めの新体制発表会レビュー、その1。おもいついた点の羅列。
サプライズ的な新規加入等無し。今年のスローガン「繋」と背番号。新加入選手のひとこともインパクト少なめ。本当に特徴的なコトは、各メディアインタビューの中で紹介されると期待したいところ。
YouTube向けと、各メディア向けに別けているところは、メディアにたいしての配慮という点では良い。
新ユニ発表がないのは、他クラブと比較すると寂しい。
4月からの新社長登場だけで、現社長がでてこなかったのは理解不能。
松本怜CROのお披露目が無かったのも残念。